〈食事を考える〉ダイエット、筋トレ、健康にも使える知識紹介
今回は知識紹介をしていきます。
今日ご紹介するものそれは
『ケトジェニック』 です。
これは良くダイエットとして使われているものだったり、筋肉に関わってくることから筋トレだったり、スポーツの分野など様々なところで活躍し、必要になってくる知識です。なので痩せたい人、筋トレ、スポーツ、健康のための知識を得たい人におすすめの内容になってきます。
では早速説明していきます。
ケトジェニック
ケトジェニックとは
ケトン体によって、身体をケトーシスの状態にすることをいいます。
ケトン体・・・βヒドロキシ酪酸、アセト酪酸、アセトンこれらの物質のこと
ケトーシス・・・ケトン体をエネルギー源としている状態のこと
難しそうな用語が並びましたが仕組みは簡単です。
まず、私たちの脳は糖質を、それ以外の体の方は脂質を主なエネルギー源として必要とします。
ですが、脳のエネルギ―源である糖質が不足した状態に陥った時、それを補おうと体のエネルギー源である脂質を使うことでケトン体を生み出します。
糖質が不足→脂肪をケトン体に変え→脳へのエネルギーにする というようなカンジ
脳は糖質や酸素というエネルギー源を補給しようとする際、それらはすべて流れてくる血液によってしか補給できません。
脂肪は脂溶性といって水には溶けない性質を持っています。つまり血液に溶けないのでエネルギー源として血中を通して脳には送り込めないんです。そこで脂肪をケトン体に変えます。
ケトン体は水溶性です。水溶性ということは水に溶ける、すなわち血液に溶けて、血中を流れていくことができます。脳は血液から運ばれてきたケトン体をエネルギーとすることで活動できるというわけです。
この脂肪をケトン体に変える働きから、身体の脂肪を減らして痩せようとするのがケトジェニックダイエットです。
ですが、
ケトジェニックダイエットの妨げとなる働きも出てくるわけです。
それが『糖新生』というものです。
糖新生はアミノさんを主な材料として、体内で糖質を作り出してしまうものです。アミノさんは主にタンパク質から摂取できるものですが、身体のあらゆる部分で必要になってくるのがタンパク質なので、「じゃあ摂取しないようにしよう」とは簡単にできないわけです。
糖新生は筋肉のタンパク質20g+体脂肪180gから80g程度が生成されますが、もちろん糖新生から作りだせる糖質の量には限界はあります。ただ筋肉は代謝を上げて身体の機能を保ってくれるわけなので、影響はなるべく抑えたいんです。特に筋トレしてる人からすれば、筋肉が分解されて減るわけですからより大きな問題になってきます。
そこでこの糖新生を抑えることができる方法を紹介します。
それが、アミノ酸の種類を変える という方法です。ケトン体になるアミノ酸というのがあって、ロイシン、リジンがこれにあたります。
要するにBCAA(バリン、ロイシン。イソロイシン)を含む食材を多く摂るようにすればケトン体の生成を助けることができます。
BACCを含む食材は卵、マグロ、牛肉などがおすすめです。
またもう一つに脂肪の摂取量を増やす という方法があるのですが、これは健康目的や筋トレ目的の人にお勧めする方法です。
一日の総カロリーのうちの半分以上、6~7割を脂肪に変えるというもので、それによってケトジェニック優位の身体を保つようにする方法です。
・ケトン体の作用には
アレルギーなども含む炎症や、がんのリスクを下げる効果があります。ケトジェニックは体の中に回路を作ることで起こるものなので、脂肪を多く摂ることでケトジェニックを起こさせやすくするという方法です。
食材としては青魚類やナッツ類、アボカドなどがこれにあたります。
一応下にプロテインも貼っておきます。参考程度に↓
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注意しなければならないのが
ケトジェニック中はインスリンの働きが落ちます。インスリンは血糖値の上昇を抑える役割があるので、この働きが落ちると高血圧になってしまいます。
それを抑えるにはロイシンを摂取することが必要になってきますが、ロイシンはBCAAに含まれているので糖新生を抑えるという目的と重ねて、摂取することが重要になってくるという感じです。
ではまとめです。
『ケトジェニック』とは脂肪をケトン体に変え、ケトーシスの状態になること
ケトン体は水溶性なので血中を通して脳に運ぶ
・ケトン体はガンや炎症を防ぐ効果がある
・糖質を抑え、脂肪を分解させるのがケトジェニックダイエット
しかし、『糖新生』という働きが邪魔をする
防ぐ方法はBCAAを摂ることと、脂肪の摂取量を増やすこと
ケトジェニック中はインスリンの働きが落ちる が、ロイシンを摂る ことで防げる
という感じでした。今回は『ケトジェニック』というダイエットにも健康目的にも使える知識のご紹介でした。ほかにもこんな感じで僕のブログでは知識や健康にに関することを書いています。気になった記事から読んでいってください。ではこれで終わりにしたいと思います。ではでは~